『建築知識』は豊富なイラストと写真、分かりやすい説明で建築素人でも十分に楽しめる雑誌です。
最近、じっくり見ることなく人に貸してしまった『ネコのための家づくり特集号』が戻ってきました。
猫も人も共に快適に暮らすための間取りの工夫が満載です!
通常の4倍売れて完売した2017年1月号ですが、のちにパワーアップされた特別編集号として再発売されています。
猫は上下を移動する動物、空間の使い方が大切です。
家の構造を利用して、通常の柱を爪とぎ柱にアレンジしたり、梁のキャットウォークにネコ様がアプローチするための造作家具等々、キャットウォークだけでも10ページ分の熱量です。
階段下のスペースを利用するトイレ置き場やネコ様が安心してお留守番できる安全対策のアイディア等もいろいろです。
さらに面白いのがそんじょそこらの飼育本よりも詳しく、猫の生態と習性が事細かく書かれていることです。
猫のジャンプ力が種別に図解付きで載っていたり…
ネコ様のいたずらを防ぐには知っておくべきポイントかもしれませんしね。
さすが『ざんねんないきもの事典』の今泉先生の監修です。
これから家を建てたりリフォームをする人やそうでない人も、猫好きであれば楽しめる雑誌です。
『建築知識』、こちらの特集以外にも興味深い特集がたくさんあります。
8月号は、縄文から江戸時代の日本の建築史と町並み史の特集でした。
これは歴史の教科書?資料集?と見間違えるほどです。
これほど細かい寝殿造のイラストは見たことがないです。(日本史勉強していないから?)
その他、バックナンバーを見ると興味をそそられる特集がいくつもあります。
『小さな飲食店の作り方』『世界一美しい本屋の作り方』etc.
お店をオープンする元気も資金もありませんが…。
今日のチャコ様
住まい・生活のヒントがたくさん